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ごんの脱走(2)

夜7時30分、サヤカの友達と花火をするということでいつもの公園にごんとひめを連れて行く。
こどものやるちっさい花火だったので、ごんもさほど怯えていない。
ごんちちは横でフリスビで遊びはじめた。
しばらく遊んでいると、ごんままから「そろそろ繋いでおいた方がいいよ」と言われる。
確かにごんが少し怯えだしてきた。

いなや、

後方からロケット花火が打ち上げられた...

1発、2発、3発...

夜8時30分頃。
ごんはパニックを起して、脱兎のごとく走り去った。

前回の脱走で家の近くに隠れているに違いないと、家の周りを中心に散歩コースを捜し回る。

夜10時30分頃。
前回は1時間程度で見つかったが、今回は2時間たっても見つからない。探すべきところは全て探した。
ごんちちは近くの交番へチャリンコで駆け込んだ。

夜11時30分頃。
更に探し続けるが、見つからない。
ごんままとひめと、深夜のマルエツの駐車場で呆然とする。
ごんがいなくなってから3時間、探すべきところは全て探した。
もううつてがない...

深夜0時頃。
ごんちちは、車を使ってもうしばらく探すつもりで、家に鍵をとりに帰る。

すると、ごんが階段の上でしっぽを振ってお出迎えをしてくれた。
家の玄関は、ごんがいつ帰ってきてもいいように開けっ放しにしていたのだ。

あほあほ、ごん。
あほあほ、ごんちち。
もう夏の夜の散歩はごりごりです。

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