大量の犬を無許可で飼っていた事件で、県警生活環境課と亘理署は1日、亘理町荒浜、自称ブリーダー八島えり子容疑者(59)を化製場法違反の疑いで逮捕した。発表では、八島容疑者は9月9日、県知事の許可を得ずに自宅で犬39匹を飼っていた疑い。同法は、条例で飼育できる犬や鶏の数を定め、宮城県の条例では犬を10匹以上飼育する場合、許可が必要。八島容疑者は「(許可を得る)お金が無かった」と供述しているという。
同課などは1日午前、捜査員ら約25人が八島容疑者の自宅を捜索し、犬40匹、猫11匹を保護した。敷地内には、チワワやパピヨンなどの小型犬や猫が放し飼いにされていた。犬や猫は保健所などで保護される。
(2009年10月2日 読売新聞)
「化製場法」なんてまったく知りませんでしたのでちょっと調べました。
化製場というのは動物の死骸を埋葬、焼却、解体を行う所、つまりレンダリング工場ということらしいです。
一 牛 一頭
二 馬 一頭
三 豚 一頭
四 めん羊 四頭
五 やぎ 四頭
六 犬 十頭
七 鶏(三十日未満のひなを除く。) 百羽
八 あひる(三十日未満のひなを除く。) 五十羽
上記の動物を飼養もしくは収容する場合は、県知事の許可が必要なのですが、その届け出をしていなかったために逮捕に至ったということらしいのですが...。
この自称ブリーダーさんのお宅がレンダリング工場だったのでしょうか?
なんか変な話だと思ってさらに調べると...。
この自称ブリーダーさんは4年前にも同じようなことをしていたようです。
廃棄物処理法違反の疑いで29日、逮捕された宮城県亘理町荒浜、自称廃棄物回収業、八島えり子容疑者(55)は、自宅に野積みした大量の粗大ごみや犬猫の管理をめぐり、数年前から近所とトラブルになっていた。ただ、粗大ごみの無許可収集では、正規の処分手続きを面倒がった住民が、結果的に違法行為を後押しした側面もあり、町は「ごみを出す側ももっと自覚を持って」と注意を促している。
「悪臭と騒音がひどい。いつも火事が心配だった」。近所に住む男性(52)がうんざりした表情で話す。八島容疑者は2002年から犬と猫計約20匹を飼い始めたが、死がいや汚物の悪臭がひどかった。町内会や町が注意しても意に介さず、03年夏には無許可での粗大ごみ収集が始まった。
粗大ごみは町道にもあふれ、04年秋には町と亘理署が撤去の勧告や命令を出したにもかかわらず従わなかった。自宅前でごみを燃やすこともたびたびだったという。
01年4月施行の家電リサイクル法では、テレビと冷蔵庫、エアコン、洗濯機の4品目について、廃棄する人がリサイクル料を負担する仕組み。例えば、テレビは2835円、冷蔵庫は4830円と定められている。
八島容疑者は「不用品を回収します 無料―有料」などと書いたちらしを配り、亘理町と周辺の市や町を軽ワゴン車で回っていた。各家庭からリサイクル料金より安く引き取り、一部を別の業者に売ってさらに対価を得ていた。テレビや鉄くずなどは輸出用に高く売れるため、引き取る業者がいるという。
町生活環境課は「無許可収集と放置は言語道断だが、粗大ごみを出す側も、引き取り業者が廃棄物処理業か古物商の許可を得ているかどうか確認し、適正なごみ処理に協力してほしい」と話している。
(河北新報) – 9月30日7時5分更新
4年前はどうやら廃品回収業...、てか犬猫ゴミおばさんだったらしい...。
どう法解釈されるのかわかりませんが、この逮捕がまかり通れば、大抵のブリーダーさんとかペットショップは化製場法にもとづく届をしないといけないですね...。
警察の苦肉の策なんでしょうけど。
4年前にもずいぶんと動物愛護団体さんが動いたようですが、その努力も水の泡という気がします。
どうでもいいですけど、この法律に「犬」が含まれているのは勘弁してほしいです。
レンダリングされたものが何に使われているかと思うと空恐ろしいです。
▼ちょっと古い内容のようですが、米国のペットショップとパピーミル。
※結構きつい内容かもしれませんので、観る方はご注意ください。