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崖っぷち犬

WRITTEN ON 11月 25th, 2008 BY ごん父 AND STORED IN 犬関係, 里親募集

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もう2年も前の話なのですね。

眉山(徳島市)の斜面で動けなくなった犬「崖(がけ)っぷち犬」が救出されて、2年が過ぎた。「リンリン」の名で引き取られた雌(2歳6か月)は現在、神山町の県動物愛護管理センターで飼われている。センターは、一日数十匹の犬、猫を殺処分しているが、年々その数は減り、「崖っぷち犬」が有名になった後の2007年度は、大きく減って前年度より約1400匹少ない6017匹。センターはさらに年間処分数を3000匹以下に抑える目標を掲げ、「リンリンには啓発活動のシンボルになってほしい」と願っている。

リンリンは06年11月22日、約1週間ぶりに斜面から救助される様子が全国に報道されて有名に。同センターが保護した後、07年1月、飼い主希望者の抽選で、つるぎ町の主婦に決まった。

しかし、生後3か月を野犬として育ったために元々人に懐きにくく、斜面での恐怖、カメラのライトやフラッシュを当てられたことなど当時の体験がトラウマ(心の傷)として残る。この主婦の下から逃げ出したり、主婦の体調が良くなかったりしたため、今年9月、センターが引き取った。職員と喜んで散歩しているという。

「全国の人が無事を祈り、救助されたリンリンを処分したくない」。センターが1年間に殺処分する数は03年度以降、1万243匹、8436匹、7721匹、7434匹、そして07年度6017匹で、捨て犬、猫の減少で年々少なくなった。ただ今年度は10月末までに3802匹で、前年度を下回るかわからないという。

センターでは、飼い主のいない犬や猫を処分するだけでなく、それらの飼い主を募り、動物に親しんだり、適正な飼い方を指導したりする啓発教室を毎月6、7回開催。そこで活躍する犬や猫20~30匹を飼っており、リンリンも仲間に入れることにした。

センターは「今後5年間で、処分数を3000匹以下に抑えたい。リンリンにも、力になってほしい」と期待している。

(2008年11月24日 読売新聞)

犬の里親さんを抽選で決め、しかも成犬の難しめの犬を初めて飼う人に委ねなければならないというのは、その辺りが役所の限界なのでしょうかね。
一般の個人には譲渡しない愛護センターもあるようですが、その方が理にかなっているのかもしれません。
団体に譲渡すれば里親さん選びはそれなりに厳しいものになりますでしょうから。
都会と田舎の方では捨て犬事情も異なるので、田舎の方ではまた色々難しい面もあるかとは思いますけど。

個人的には、「飼い主から愛護センターに持ち込まれた犬は即日処分です」くらいのことをマスコミに言って欲しかったと思います。
世論やマスコミの非難を恐れて波風立たないような処置をしたのだと思いますが、愛護センターの方々は卑屈にならずに、「悪いのは犬を持ち込む飼い主です!」と現実を突きつけた方が良かったのではないかと思います。
これだと、「テレビに映った有名犬が、処分されなくて良かったね。これからは啓蒙活動のシンボルになってくれ。」と美談になって終わりです。
愛護センターに犬を連れて行った飼い主さんも、何の罪の意識もなく済み、嘘っぱちの大団円です_| ̄|○ガクッ
#陰で死んでいく他の犬達はまったくクローズアップされることもなしに...。

3 Responses to “崖っぷち犬”

 
うるちゃん wrote on 11月 25th, 2008 8:57 PM :

地元の保健所に保護された3ヶ月までの子犬はすべて、私がお世話になっているボランティア団体に仮譲渡され、里親探しをしています。
全てとはいかないものの、保健所から引き出した成犬たちも何頭か居ますが、
ボランティア団体からでも引き取り料金を取るあたり、微妙です。
保健所に犬を持ち込むと2000円程度のお金がかかるそうですが、
お金を払ったらハイさよらなってのはどうなんでしょう?
ボランティアさんの中には、飼い主が持ち込んだのだから、目の前で安楽死の注射を打って、
亡骸を飼い主に返すべきだと言う人も居ます。
あまり厳しくするとそのへんに捨てると言う行為に出る人も居るでしょうから、
難しいところなのかもしれませんね。
それにしても、がけっぷち犬の今がそんな事になっているとは知りませんでした。
殺処分される数も年々減っているようで、ちょっとうれしい話題です。
こちらのボランティアさんから聞く話だと、今年もコレだけの数処分された!!
という感じなので・・・・・・(^^;)

めいママ wrote on 11月 26th, 2008 10:14 AM :

愛犬・愛猫を保健所に持ち込むような飼い主には、その子がこのあとどうなるか、その場でビデオを見せてやればいいんです。
これでも、まだ、処分を望みますか、と。
決して『安楽死』なんかではない!
『ガス室』といったって、すぐに死ねるような即効性のガスでもなんでもない、ということを、見せてやればいいんです。
(千葉県の場合、二酸化炭素です。とても長い時間苦しんで死んでいきます)
あれを見せられて、まだ処分を望むような人間は、動物を飼う資格の無い人間ですから、取り上げて、他の飼い主さんを探さなければいけませんが。

ごん父 wrote on 11月 26th, 2008 12:35 PM :

>うるちゃんさん、めいままさん
ボランティアからもお金をとるのですか。
知りませんでした。
2,000円払って、ハイさよならでは問題ですよね。
めいママさんのビデオを見せるというアイデアはとても良いですね。
とても簡単なことだし、すぐにでも実践できそうです。
今のままの愛護センターでは、保健所というよりはゴミ捨て場ですからね。

私も来年頭には違反者講習で1時間ほどビデオを見せられます(汗
#プラス講義が1時間かな。
このビデオがとても面白くて、結構有名な役者さんを使ってたりして飽きさせません。
内容は、飲酒運転などで事故を起こせば、もう、これでもかというほど最低最悪の不幸のどん底になる、というものです(爆
購入者、廃棄者共々捨て犬の末路くらい知っているべきだと思います。

現場のボランティアさんが嘆くのは仕方ないです。
処分の実数が多すぎますので。

日本と比べると、人口も面積も半分のイギリスでは、毎年10万匹の犬の保護がありますが、殺処分は7000匹程度です。
日本では保護頭数が15万匹くらいで、殺処分が12万匹。

仔犬はその辺のホームセンターやペットショップですぐにでも買えますが、保護犬の引き取りはとてもハードルが高く、この辺りのアンバランスさを是正しないと駄目かなと。保護犬を引き取るルートが少なすぎるのも問題です。

それと、愛護団体もこじんまりまとまってないで、ある程度大きな権威、権力のある組織になって欲しいと思ってます。

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